はじめてでも花火を綺麗に撮る方法・長時間露光【足立の花火大会】

オリンピックシンボルを再現した花火

毎年7月から8月にかけて各地で花火大会が開催されます。

夏の風物詩、花火は意外とカンタンにカメラに収めることができました。

実際に撮った写真と共に解説します。

はじめてでも花火は綺麗に撮る方法・長時間露光【足立の花火大会】

オリンピックシンボルを再現した花火

この写真は〝足立の花火大会〟でのラストシーンです。

この花火を観てピンッ!ときた人も多かったはず。

来年の夏は2020東京五輪が開催されます。

5色の花火が同時に打ち上がり、オリンピックシンボルをカラーも並び順も見事に再現してくれました。

はじめての長時間露光

足立の花火大会

花火大会で初めて三脚を構えてデジタルカメラで撮りました。

足立の花火大会といえば開始から1時間、約1万3千発がつぎつぎと打ち上げられる派手で豪華な花火大会です。

そのため初めてでも試行錯誤しながら余裕をもって撮影することができます。

足立の花火大会

カメラ設定など撮影条件を整えるために、前半は撮り逃すことや失敗も多いことは仕方ないと思います。

ただ、あれだけ沢山の花火が打ち上げられるので「何度でもチャレンジしよう」という心持ちになれます。

とりあえず画像確認しながら撮影をすすめていきます。

ある程度テスト撮影すると好みの設定がみつかります。

あとは、花火が打ち上げられるタイミングに合わせてみたり

花火がパッと開く瞬間にシャッターを切ってみたりします。

足立の花火大会

大会のプログラムを知っていると優位な点がいくつかあります。

もしカメラの設定を一発ずつ打ち上がる「単発打上げ」の花火に合わせていたら?

テンポ良くどんどん打ち上がる「早打ち」の花火では明らかに失敗した写真になります。

そのまた逆も同じです。

そのため事前に内容をある程度でも把握していれば上手く撮れる写真が増えると言えるでしょう。

派手な演出で盛り上げる足立の花火大会

今回使用した機材

カメラ:Canon EOS RP
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM
三脚:ティルトーレ

花火撮影のコツ

エレクトリカルな花火・足立の花火大会

打ち上げ花火には種類があります。

すべての花火を撮ろうとするよりも、確実に撮れる花火を狙うと良いです。

滞空時間の長い花火をねらう

情緒溢れる昔ながらの花火・足立の花火大会

・冠菊花火(かむろぎくはなび)→上空で大きく広がって光の跡が地上付近まで垂れさがっていくタイプの花火(やなぎと呼ばれる)

  • 滞空時間も光後も短い花火
    点滅菊花火
    牡丹花火
    花雷など

打上花火の種類を把握する

足立の花火大会

単打、単発打上:一発ずつ打ち上がる
早打:テンポ良く次々打ち上がる
スターマイン:小さい花火・大きな花火がいくつも短時間にどんどん上がる
※冠菊花火のスターマイン(プログラム後半が多め/見せ場)→ 光跡が重なり夜空に留まる時間が長いのでピントや露出が合わせやすい。

足立の花火大会

そのほか撮影のコツまとめ

先進的な足立の花火大会

風下を避ける場所から撮影する。
→煙で見えなくなることを避ける
三脚は必須
→周りへ迷惑にならないよう配慮する
マニュアル撮影できる機種のカメラを選ぶ
→カメラまかせは不向き
バルブ撮影ができる方がいい
→細かくシャッター時間を調節できる
マニュアルフォーカス
→オートには不向き
レリーズケーブルはあった方がいい
→ブレ防止
NDフィルター
→明るさの違う花火の種類によって失敗することを最小限に防げる

撮影した場所について

足立の花火大会は東京下町、荒川区と足立区から観ることができます。

今回は荒川区の町屋という下町から撮影しました。

深海のような花火・足立の花火大会

荒川区、町屋とは

荒川区:東京23区のひとつ
町屋:下町の街並が特徴

大会会場は駐車場を完備していないので、地元区民以外は電車やバスを利用することになります。

どの駅からもアクセスには15分~30分かかります。

足立の花火大会クライマックスへ

町屋は荒川区であるため、足立区の大会公式サイトでは町屋からのアクセスは公表していません。

とはいえアクセスに使用する町屋の目抜き通り「尾竹橋通り」を抜ければ大会会場に辿り着きます。

町屋には穴場スポットが点在していると言えます。

花火の残像が美しい足立の花火大会

花火大会会場へのアクセス

アクセス1:土手南側

【町屋駅から】
東京メトロ千代田線・町屋駅より徒歩25分
都電あわらか線・町屋駅前より徒歩25分
都バス:町屋駅前より千住桜木にて下車、徒歩5分

【北千住駅から】
JR・東京メトロ(千代田線/日比谷線)東武線、つくばエクスプレス、北千住駅より徒歩15分
【足立小台駅】
日暮里舎人ライナー、足立小台駅より徒歩25分

アクセス2:土手北側

東武線、小菅駅、五反野駅、梅島駅より徒歩15分
※公式サイトでは西新井駅を混雑緩和におすすめしていますが所要時間は徒歩約30分。途中の商店街の夜店市が同時開催されているようです。

足立の花火大会とは

足立の花火大会

歴史:起源は明治時代。千住の花火大会として親しまれ一旦は幕を閉じたものの、多くの要望に応える形で1979年に足立の花火大会として復活
経緯:およそ100年の歴史
最古の記録→明治時代、千住大橋の完成祝いとも。日露戦争1905年頃(明治38年)の凱旋として記録あり。
千住の花火大会→千住新橋の開通記念。1924年(大正13年)~1960年まで(昭和35年)
足立の花火大会→1979年、区民の熱望により復活

名称:足立区花火大会(足立の花火大会)
打上玉数:約13,000発
開催場所:東京都足立区、荒川河川敷にて
開催日程:7月下旬(土曜日)※隅田川花火大会の前の週にあたる
開催時間:1時間
特徴:
音楽に合わせた打上花火(スターマイン、小型煙火)
仕掛け花火(名物ナイアガラ300m)
派手で連発、高密度でド迫力、
洋火と和火で彩られ、ナイアガラの滝をイメージした仕掛け花火が定番

足立の花火大会クライマックス

クライマックス直後の静けさを取り戻す足立の花火大会