サーフィンで腰痛になってしまったら【予防・対策まとめ】

腰痛は身近な問題です。

サーフィンにおいても腰痛はかなり気をつけたいので予防と対策についてまとめました。

サーフィンで腰痛になってしまったら【予防・対策まとめ】

腰痛はその症状により名称が違います。

慢性化した腰痛とギックリ腰はよく知られるところです。

これに加えて椎間板ヘルニア、足の方に痺れを伴う坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)などが挙げられます。

ヘルニアはサーファーにとって最も注意したい腰痛といえます。

この症状に陥ると日常生活に支障をきたしサーフィンを続けることが困難になります。

ヘルニアの要因を知って予防と対策を徹底することが大切になります。

からだを知る/脊椎(せきつい)とは

人体の中心をなす脊椎(せきつい)は背骨全体の総称です。

腰痛とは、脊椎の一部である腰のエリアに異常が発症することを言います。

骨である脊椎(せきつい)に対して脊髄(せきずい)は神経のことです。

脊椎(せきつい)について(部位:名称:椎骨の数)

首:頭部~頸椎(けいつい):7個
胸:胸椎(きょうつい):12個
腰:腰椎(ようつい):5個
おしり:仙椎(せんつい)/尾骨(びこつ)

背骨、つまり脊椎はひとつひとつの骨である椎骨(ついこつ)が連結したものです。

正常かつ理想的な状態は綺麗に湾曲しています。

病院や理科の実験室においてある骨の人体模型がわかりやすいです。

腰痛とは前途したように腰の部分にあたる腰椎(ようつい)に異常が起こっている状態です。

椎間板(ついかんばん)

椎骨と椎骨(ついこつ同士)には椎間板(ついかんばん)というクッションの役割をしている層状(中心はゼリー状)のものがあります。

この椎間板があるから背骨を動かすことが出来ます。

ひとつひとつの骨である椎骨(ついこつ)の円柱状の部分を椎体(ついたい)といいます。

部位によって形が違い、腰の部分にあたる腰椎(ようつい)が大きく幅が広い形状をしているのは、最も負担が大きくかかる部分だからです。

椎間板ヘルニア(ついかんばん へるにあ)

クッションと脊椎(背骨)の可動の役割を果たしている椎間板(ついかんばん)。

負担のかかり方によって後方にはみ出すことがあります。

これによって神経を圧迫されることを椎間板ヘルニアと呼びます。

椎骨と椎骨(ついこつ同士)には靭帯(じんたい)があります。

これは脊椎(背骨)を安定させるだけでなく、神経が通る後方に椎間板がはみ出すことを防ぐ役割をしています。

しかし、過度な負荷により後方へ突出してしまうことが異常で問題となります。

腰痛の主な原因

椎間板にかかる大きな負担・負荷
年齢(加齢)による変性など

サーフィンにおける椎間板ヘルニアと考えられる要因

症状:腰椎椎間板ヘルニア(ようつい ついかんばん へるにあ)

  • 海に出て同じ姿勢で波を待っている状態
  • 冷たい海での波待ち
  • 無理なテイクオフ
  • 姿勢の悪いパドリング
  • 準備運動の不足

椎間板ヘルニアの症状と座骨神経痛(ざこつしんけいつう)

腰痛
片足の痛み

痛みにはバラつきがあり、慢性的に痛んだり急激な痛みを伴うことがあります。

足の痛みは、片方のおしりから太ももの裏側やふくらはぎの裏側にかけてです。

ひどいときは日常生活に支障をきたすほど鋭い痛みに襲われます。

この足やおしり付近の痛みが通常の腰痛との大きな違いで、これを座骨神経痛(ざこつしんけいつう)と言います。

腰痛に関する言葉の整理

腰痛を発症した場合、簡単にでも専門用語は知っておいた方が良いです。

腰痛に関して代表的な言葉の整理をしてみます。

脊椎の各名称
脊椎(せきつい):背骨全体の総称
腰椎(ようつい):脊椎(せきつい)の腰にあたる部分
椎骨(ついこつ):脊椎(せきつい)を構成するひとつひとつの骨
椎体(ついたい):椎骨(ついこつ)の太い円柱部分のこと
椎間板(ついかんばん):椎骨と椎骨(ついこつ同士)の間にあるクッション
靭帯(じんたい):椎骨と椎骨(ついこつ同士)をつないで脊椎(背骨)を安定させている。
神経(しんけい):椎骨(ついこつ)の後方に通っている

 

症状の名称
椎間板ヘルニア(ついかんばん へるにあ)
座骨神経痛(ざこつしんけいつう)

対策まとめ

適度な運動
ストレッチ
適度な筋トレ
サーフィン前の準備運動
おかしいと思ったら無理しない

注意点としては、腰痛になったらまずは安静が肝心です。

養生して原因と自覚症状を冷静に把握すことを忘れないようにします。

腰痛になった途端に筋トレやストレッチをしたくなりますが、痛みがあるときは静かにするべきときです。

痛みがおさまり日常生活に戻ったら、ライフスタイルに取り入れて再発を防ぐようにすべきです。

失敗例

  • 腰に痛みを感じたのに運動を続けた
  • 痛みを放置したまま筋トレメニューを続行した
  • 腰痛予防のために過度な筋トレを行った
  • 準備運動が十分でなかった
  • 基礎体力の向上と維持を怠っていた

いずれも自己判断による内容が多く、これが原因で再発や悪化に繋がった経験があります。

通院することになってしまったら

もし腰痛になってしまった場合、どんな治療法があるのでしょうか。

医療機関も治療法も様々です。実際に通ってみた一例です。

接骨院・整骨院

地元のかかりつけの先生によく診てもらいました。

しかし根本治療には至りませんでした。

骨盤整形治療

腰痛専門の先生を探して診てもらいました。

繰り返す腰痛と平常時の予防のため通い続け、いったんは落ち着きました。

針治療

腰痛根治を目指し、地方にまで足を伸ばし名医と呼ばれる鍼の先生に診てもらいました。

腰まわりがあまりに凝り固まっているため長い治療が必要と説明をうけて通院は断念しました。

整形外科

それでも繰り返す腰痛を懸念して、結局はふつうに医療機関の診察に行きました。

外科では安静と湿布でおしまい、という勝手な妄想をやめて受診したいうことです。

やはりレントゲンでは判明しませんしたが、MRIで腰椎椎間板ヘルニアを視覚的に確認できました。

この時に痛みはなく、医師の話しによると椎間板がつぶれて突出していても神経を刺激していないため痛みが発生していないのではという診断でした。

カイロプラクティック

腰痛もなかった時期、久しぶりにサーフィンを復活したところ腰痛が再発。

しばらくして落ち着いたところで筋トレのためにジムに通い始めたら、さらに激しい腰痛が。

整形外科のMRI のおかげで椎間板ヘルニアによる座骨神経痛という認識があったため冷静でした。

治療方法に拘りたかったため、ようやく辿り着いたのがカイロプラクティック。

ここに通い続けて回復しつつ、水泳で体力と筋力アップすることにより完治に至りました。

今のところ再発はしていません。

腰痛になって思うこと

一度でも発症すると長い付き合いになってしまう腰痛は本当に辛いものです。

やはり人間が生きる上で最も要(かなめ)となる部分に異常があってはサーフィンどころの話しではなくなり、生活全般を見直すことになります。

前向きに捉えれば、腰痛しかも椎間板ヘルニアに伴う座骨神経痛を発症したことで身体のことや生活習慣、そして食生活の見直しまで徹底的に取り組める機会になったことで得ることは多かったとも言えます。

しかし腰痛の為に断念することや思考的にもなかなか前向きになれないため活力が奪われるのもまた事実です。

波にチャレンジできないのはサーファーであればジレンマでしかないです。

繰り返す腰痛と治療の中で徐々に自分なりの生活スタイルやトレーニングを取り入れた現在では、腰痛は発症しておらず快適な日々を送れています。

そして常に腰痛に対する意識で行動しています。

いつでもサーフィンを復活できるように取り組んだ事は間違いなく自分自身に戻ってくると実感しました。

もし腰痛で悩む事があったらどうかあきらめないで欲しいと思います。

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